こんにちは。Feelsです。
この記事では、VEEAPEという会社のSurface対応スタイラスペンのレビューをしていきます。
- 中国メーカーのパチモンだけど大丈夫?
- 安いのは明白だけど、デメリットには何がある?
という疑問にも答えていきます!
Surfaceペン、純正は高い!
Microsoft storeで売られているSurfaceペンの純正品は、なんとお値段12980円(税込)。
店頭で試用してみると、とても使いやすくて欲しくなるものの、高すぎて全く手が出ませんでした。
そこで、「中国メーカーの安いやつをAmazonで買えばいいや」という結論に至ったわけです。
決め手はレビューの日本語感
中国メーカーの激安品をAmazonで買う際、必ずレビューを確認しましょう。
☆の数はもちろん、日本語の上手さやネイティブ感、画像の有無などをしっかり確認すると、粗悪品を避けやすくなります。
この商品は、ネイティブ(であろう)日本人が星5をたくさん付けていたので、大丈夫だろうと判断しました。
セールでもっと安くなる?
実はこのVEEAPEのスタイラスペン、僕が買ったときはセール中で2400円ほどでした。(セールではなくクーポン式だったような気も)
2400円だと、純正の5分の1の値段です。これは逃せない!と思って購入に踏み切りました。
開封
外装
外箱は少し歪んでいて、上から圧力がかかってしまったのか、すでに半開き状態です。
中国では、「中身を守るための外箱なので、外箱は傷ついていい」という考え方が普通らしいので、仕方ないのかも。
こちらも1万円以上ケチってますから、外箱で文句を言える立場でもないので、特に嫌な気分にはなりませんでした。
後ろには簡単な説明と、互換性のあるSurfaceの一覧が。
Surface pro 7が載ってませんでしたが普通に使えたので、pro 7にも互換性があると勝手に宣言しておきます。
中身
内容物は、
- 本体
- 替えペン先(柔・先が白い)
- 替えペン先(硬・先が黒い)
- ペン先交換用ツール
- AAAA電池(単6電池)
- 説明書
AAAA電池は合計1本しかないので注意。
実際に使ってみた
紙に書いたときと比べると?
丁寧に書くとこんな感じ。記号もちゃんと書けるので、「ちゃんとしたスタイラスペン」と考えてよさそうです。
書き心地は紙よりも劣りますが、そこはしょうがないでしょう。
ちなみに
上の筆記例の楕円が妙にキレイなのは、Windows inkという機能のおかげ。見やすくなってとても便利です。
筆圧感知は4096段階らしい
VEEAPEのスタイラスペンは、純正と同じ「4096段階筆圧感知」を備えているようで、筆圧をしっかり感知してくれます。
しかし、それが本当に4096段階かどうかは、いくら使ってもわかりません。筆者が「弱・中・強・全力」くらいでしか調節できないので・・・
筆圧感知が鬱陶しい場合は、「ペイント3D」というWindowsに最初から入っているソフトを使えばOKです。
側面のボタン
VEEAPEのスタイラスペンの側面には、細長いボタンがあります。
ボタンの下側は「消しゴム」、上側は「右クリック」となっています。
これらのボタンは、SurfaceとBluetoothペアリングしなくても動作します。
純正のSurfaceペンについている「背面消しゴム」はありませんが、このボタンのおかげで、消しゴムをラクに使えます。
また、ボタンを押さなくても、ペンで長くクリックすれば右クリックとなります。
クリップと替芯
このペンにはクリップが付いています。純正には無い、地味に嬉しい要素です。
クリップはかなり強く、よほど薄い布でなければホールドしてくれます。
また、替芯(ペン先)の替えがあるのも嬉しいです。純正には1本もついてないらしいので・・・
ペン先交換ツールも付いているので、意外と簡単に交換ができます。
良くないところ・デメリット
安いからには、どこかしらに欠点があるはず。もちろん、このペンにも良くないところはあります。
- ボタン機能の一部が使えない
- 手触りが悪い
- 磁力がかなり弱い
デメリットを挙げるとこんなところです。
ボタン機能の一部が使えない
一番のデメリットはコレかもしれません。VEEAPEのスタイラスペンでは、上の画像の設定が有効になりません。
「ヘッドボタン」がそもそも搭載されていないので、仕方ないです。
(代わりに、サイドボタンには「消しゴム」と「右クリック」が割り当てられています)
ヘッドボタンが欲しい方は、このスタイラスペンを選ばないほうが良さそうです。
手触りが悪い
どうでもいい点かもしれませんが、筆者はかなり気にしています。
ペン先側からクリップ側になでると、黒板を撫でているような感覚になります。
爪を立てると「キー!」と嫌な音がしそうな感じです。純正は手触りメッチャ良いので、ここはマイナスポイントです。
磁力がかなり弱い
クリップがある代わりに、磁力が非常に弱いです。
一応、Surfaceの左側にくっつきはしますが、何かが引っかかるとすぐ落ちてしまいます。
そもそも、純正のように平らな面がなく、完全な円柱形なので、磁力がうまく伝わらないのかも。
でも、クリップがあるので転がりはしません。コストカットとしては上手くやっている印象です。
まとめ
- VEEAPEのスタイラスペンは、セール中なら純正の5分の1の値段
- 普通にSurface用のペンとして使える。性能に文句なし
- 質感、磁力、ヘッドボタンに妥協が見られる
2400円にしては十二分の出来と言えるでしょう。安いので、持ち運びまくって傷ついても平気でいられます。
純正をすでに持っている方も、仕事用と家用で分けるために、1本買ってみてはいかがでしょうか。