こんにちは。ガジェットブロガーのFeels(@Feels37)です。
APEXにゲーミングキーボードは必要?
「何だかんだ、普通のキーボードでもAPEXで勝てるんじゃね?」と思うこともあるでしょう。
まずは、「APEXにゲーミングキーボードは本当に必要か」について解説していきます。
ゴールド帯までならキーボードは不問
僕は、「ゴールドまでならキーボードは何でもいい」と思っています。
というのも、ゴールド帯まではRP(ランクポイント)の減少量が小さく、プレイヤーレベルも低いからです。
味方にしっかりついていき、マークされた敵を撃つだけで十分にランクを上げられるため、わざわざゲーミングキーボードを使わなくても大丈夫なのです。
ランクが上がらなくなったら・・・
上では「ゴールドまでは普通のキーボードでOK」と書きました。
しかし、もちろん普通のキーボードでプレデターになれるのであればゲーミングキーボードは不要です。
逆に考えれば、ランクポイントが伸び悩んだら、ゲーミングキーボードをぜひ使いましょう。キャラ操作が格段に良くなるはずです。
ランクマッチで活躍したいなら必須
「ランクが上がればそれでOK」ではなく、
- たくさんキルを取りたい!
- 3000ハンマーや4000ハンマーを取りたい!
- チャンピオンを多く取りたい!
といったプレイスタイルを貫くなら、ランクに関係なくゲーミングキーボードを使いましょう。
APEXで出会う敵プレイヤーのほとんどはゲーミングキーボードを使っていますから、こちらもどんどん使っていきましょう。
APEX Legendsで求められているもの
Apex Legendsにピッタリのゲーミングキーボードを見つけるなら、ゲームの特性を知るところから。
Apex Legendsのゲーム特性のうち、キーボード選びに大きく関係する部分をピックアップして解説します。
キーボード操作が非常に多い
Apex Legendsは、FPSゲームの中でも、キーボード操作が非常に多いゲームです。
移動中でもしゃがみキーやジャンプキーを酷使しますし、戦闘中にはキャラコンのために様々なキーを使います。
「弾を避ける」ことも非常に重要なApex Legendsでは、多彩なキーボード操作が要求されます。
そうなると、考慮すべき点は以下のようになってくるでしょう。
- 相手よりも速いキャラコンが必要→遅延が小さいほうが良い
- キーを多く打つ→キー音も小さいほうが良い
Apex Legendsにおいては、遅延とキー音の2つが大事なのです。
接近戦でのマウスの動き
Apex Legendsでは、ショットガンでの接近戦でもマウスを駆使します。
その場合、マウスを動かせる範囲が狭いと、キーボードにマウスが当たってしまい、それ以上動けなくなることも。
そうなるとほぼ確実に負けるので、机のスペースが狭い方は60%キーボードを使うのをおすすめします。(以下の記事で詳しく解説しています)
選び方のポイント
それでは、APEX向けのゲーミングキーボードを選ぶ上で、重要となるポイントを解説していきます。
【ポイント①】遅延の小ささ
APEXではキャラコンが非常に重要です。相手より早く動き回るなら、低遅延のキーボードを選ぶべきです。
光学式キーボードなら遅延は非常に小さく、メカニカル式でも銀軸を選べば遅延は小さくなります。
光学式キーボードの遅延が小さいのは、入力感知にレーザーを使っていて、電圧変化が安定するから・・・なのですが、詳しい説明は以下でお読みください。
【ポイント②】キー音の大きさ
APEXでは、戦闘時だけでなく、移動時や遠距離での撃ち合いの時も含め、キー入力の回数が非常に多いです。
ですから、使っているキーボードの音が大きいと、ボイスチャットの際に悪影響となることも。
光学式のリニア軸か、Cherry赤軸・静音赤軸・銀軸が良いでしょう。誤入力が怖い方は茶軸でも良いと思います。
【ポイント③】キーボードの横幅
先程も述べたように、APEXではマウスを大きく動かす必要があります。(特に接近戦)
机のスペースが狭いプレイヤーは極端に不利であり、そのような人には60%レイアウトキーボードがおすすめです。
また、左手と右手の距離が離れすぎるのも良くなく、プロや有名ストリーマーのほぼ全員がテンキーレスか60%キーボードを使っています。
APEXプロ・有名ゲーマーを分析
Apex Legendsのプロとして活躍しているゲーマーが使っているキーボードを調査してみました。
その結果はこんな感じでした。
- Logicool G PRO XとDucky One 2 miniが非常に人気
- Hyper XやCORSAIRも割と人気
- APEX Proは意外と少なめ
- フルサイズキーボードを使っている人はほぼいない
この結果は、この下の「おすすめキーボード5選」にも反映しています!
Apex Legends向けおすすめキーボード5選
Razer Huntsman Mini
サイズ | 60% | JP配列 | あり | 方式 | 光学 |
軸 | リニア・クリッキー | 軸メーカー | オリジナル | ||
ケーブル | 編組・Type-C取外し可 | メディアキー | なし | ||
角度調整 | 3段階 | Winロック | Fnタイプ | 内蔵メモリ | ○ |
備考 | 光学式キーボードの中ではかなり安価 |
光学式なので低遅延・高耐久で、60%レイアウトなのでマウスの可動域も広く取れる、おすすめのキーボードです。
光学式キーボードの中では安価であるものの、使いやすさ等には妥協がなく、FPSを始めるにあたってもおすすめできます。
筆者が使っているのはホワイトです。ライティングも綺麗で、付属のUSB-C/USB-Aケーブルもカッコよくてお気に入りです。
非常に新しいキーボードなので、プロ使用率はまだまだ低いですが、これからどんどん人気になっていくと予想しています。
Ducky One 2 mini
サイズ | 60% | JP配列 | なし | 方式 | メカニカル |
軸 | 赤軸・静音赤軸・銀軸※ | 軸メーカー | Cherry MX | ||
ケーブル | 編組・Type-C取外し可 | メディアキー | なし | ||
角度調整 | 3段階 | Winロック | 特殊操作※※ | 内蔵メモリ | ○ |
備考 | ※・・・他の軸を取り揃えているショップもある ※※・・・「Fn」「Alt」「Windows」を3秒長押し マクロ等を管理するソフトウェアがない プロシーンでの人気はかなり高い |
CherryMX銀軸を採用しているので入力が速く、横幅も小さいので、Apex Legendsに非常に向いたキーボードです。
APEXプロの使用率もかなり高く、VALORANTなど他のゲームのプロシーンでの採用率も高いです。
銀軸だけでなく、他のCherryMX軸も選べます。銀軸以外なら、赤軸か静音赤軸がおすすめです。
Logicool G Pro X
サイズ | テンキーレス | JP配列 | あり | 方式 | メカニカル |
軸 | 青軸・赤軸・茶軸※ | 軸メーカー | オリジナル | ||
ケーブル | 編組・MicroUSB取外し可 | メディアキー | なし | ||
角度調整 | 3段階 | Winロック | Fnタイプ | 内蔵メモリ | ○ |
備考 | プロの世界でも非常に人気のキーボード ※・・・キーボード購入時は青軸のみ選択可能。赤軸・茶軸は別途購入・ 取り付けが必要 |
プロゲーマーの間で非常に人気が高い、Logicool Gのテンキーレスキーボードです。
購入時には青軸が取り付けられており、茶軸や赤軸にしたい場合は別途キースイッチを購入する必要があります。
キースイッチはキー1つ単位で入れ替え可能なので、「Wは赤軸、AとDは青軸」などといった運用も可能です。
HyperX Alloy FPS Pro
サイズ | テンキーレス | JP配列 | なし | 方式 | メカニカル |
軸 | 赤軸・青軸 | 軸メーカー | Cherry | ||
ケーブル | 編組・MiniUSB取外し可 | メディアキー | なし | ||
角度調整 | 2段階 | Winロック | Fnキー | 内蔵メモリ | ✕ |
備考 | プロシーンでの使用率がまあまあ高い |
この「Hyper X Alloy FPS Pro」は、プロ使用率の高いゲーミングキーボードの中では、圧倒的に安いです。
内蔵メモリが無い・軸の選択肢が赤軸と青軸しかないといった欠点はあるものの、十分おすすめできるキーボードです。
APEXではプロの使用率が非常に高く、本格志向の方にもおすすめできる一品です。
Steelseries APEX Pro TKL
サイズ | テンキーレス | JP配列 | あり | 方式 | 光学 |
軸 | Omnipoint | 軸メーカー | Steelseries | ||
ケーブル | ビニール・取り外し不可 | メディアキー | 1キー+ダイヤル | ||
角度調整 | 2段階 | Winロック | Fnキー | メモリ | ○ |
備考 | USB2.0パススルーポートあり マグネットリストレストが付属(テンキーレスサイズ) |
アクチュエーションポイントを調整できる、Steelseriesの最上位キーボードです。
アクチュエーションポイントとは、「キーを押していって反応する点」のことで、FPSでは浅くすることをおすすめします。
アクチュエーションポイントが浅いと、「脳の一歩先を行く」ような操作が可能になると言われています。