こんにちは。ガジェットブロガーのFeels(@Feels37)です。
ノートパソコン選びは、大学生活の快適さに直結するので、慎重に行う必要があります。
そこで、
- とにかくノートパソコンへの出費を抑えたい!
- でも、動作がモッサリなのは嫌!
- 持ち運びにくいのも嫌!軽くてコンパクトなのが良い!
という方のために、大学生にめちゃくちゃおすすめできるけど、安いノートパソコンを厳選しました!
紹介パソコンをイッキ見!
※性能Aは「事務用途・レポート・写真編集・動画再生」レベルの性能
※性能Bは「動画編集・3Dゲーム(Apexなど)・3Dモデリング」に要求される性能
この点には注意!安いパソコンあるある
いくら安いノートパソコンといえど、2~3万円くらいはします。
せっかく買ったのに「動作遅すぎ」「そもそも使えない」となると勿体ないので、以下の点にはぜひ注意してください。
Chromebookは避けよう
Chromebookとは、簡単に言えば「Macでも、WindowsでもないPC」のことです。
世の中のほとんどのソフトはMacかWindowsにしか対応しておらず、Chromebookでは動きません。
Chromebookには安いノートパソコンが多いですが、大学で指定されたソフトが動かないことが多いので避けましょう。
CPUの性能が低い
安いノートパソコンには、このようなCPUがよく搭載されています。
- Intel Celeron
- Intel Pentium
- Intel Atom
- AMDなのに「Ryzen」じゃないCPU(3020eとか)
以上のCPUは、どれも大学生にはおすすめできません。
性能が低すぎて、起動が遅く、動作が固まりやすいからです。レポートを書くのも一苦労になってしまいます。
いくらパソコンへの出費を抑えたいとは言っても、以下のCPUが入っているパソコンにしましょう。
- Intel Core i3~i7
- AMD Ryzen 3~7
「CeleronでもN4100やN4120は高性能だよ!」と書いているサイトや動画を時々見かけますが、
基本的には、全て嘘と思ってもらって構いません。(N4120は用途によってはアリですが・・・)
メモリが4GBしかない
メモリ(RAM)の容量も、めちゃくちゃ重要です。多分CPUよりも重要です。
必ずメモリが8GB以上のノートパソコンを買いましょう。
メモリが少ないと、起動が超遅くなる、Webを見ながらレポートを書くと遅くなる・・・などの症状が出てきます。
大きくてバッグに入らない
実は、ノートパソコンの画面サイズの主流は15.6インチです。(横35cm×縦20cmくらい)
ですから、15.6インチのノートパソコンは、他のノートパソコンより安い傾向にあります。
さて、これを持ち運ぶ場合、かなり大きいバッグでないと入りません。
「大学にはオシャレなお気に入りのバッグで行きたい!」という人には、13~14インチのノートパソコンがおすすめです。
また、そうでなくても15.6インチは単純に運搬が大変です。重いですしね。
重くて持ち運びにくい
安いノートパソコンは、重いものばかりです。1.5kg~2kgくらいのものが多いです。
大学生はノートパソコンを持ち運ぶ機会が非常に多いので、1.5kg以上のものはおすすめできません。
この記事では、900g台~1.3kg程度のパソコンを揃えています。ぜひご覧ください。
なぜ安い?高コスパパソコンの裏側を解説
あまりに安くてコスパが高い商品があると、「何か裏があるのでは?」と考えたくなるもの。
ここからは、そんな裏側について、ガジェットブロガーの筆者が解説します。
セール中、もしくは限定モデル
大体の高コスパノートパソコンは、セール中でコスパが高くなってるか、期間限定モデルかのどちらかです。
パソコンメーカー的には、高コスパの商品をずっと売っていては利益が見込めない、という考えなのでしょう。
私たち買う側は、セールや期間限定モデルをしっかり確認して買うことで、出費を抑えることができるというわけです。
「Ryzen」搭載なら安くなりやすい
ノートパソコンの「CPU(プロセッサー)」に注目してみましょう。
十分な性能を持つCPUには、大別すると「Intel Core」と「AMD Ryzen」の2種類があります。
- Intel Core・・・最も主流。
- AMD Ryzen・・・最近注目を浴びている。ノートパソコンではIntel Coreより安め。
と言った感じで、価格はRyzen搭載ノートパソコンのほうが少し低く、おすすめです。
Ryzenにはいくつか悪い評判がありますが、最近ではそのほとんどが改善されています。
一般の大学生(文理問わず)の使用では、Ryzenのデメリットは気にしなくて良いと思います。
デザインが微妙
10万円以下で手に入るノートパソコンは、デザインでMacbookやSurface、HP Spectreなどには勝てません。
(上の画像はHP Spectreです)
パソコンの世界では、本体のデザイン面でのコストカットも多々あります。
「デザインとコスパ、どっちをとるか?」ということですね。
Officeが付いていない
Officeというのは、WordやExcel、Powerpointといったソフトの総称のことです。
課題や資料作成、プレゼンなどで頻繁に使うのですが、最初から付いていないパソコンも多いです。
大学生なら、大学で手に入る場合が多いので、ぜひ入手しておきましょう。(大体、無料か数千円です)
大学生におすすめの安いノートパソコン5選
【おすすめ!】HP Pavilion Aero 13-be
価格 | 持ち運び | 性能A | 性能B | 評価 |
4/10 | 5/5 | 5/5 | 1.5/5 | 10/10 |
※性能Bは「動画編集・3Dゲーム(Apexなど)・3Dモデリング」に要求される性能
価格 | 90,471円 ※執筆時点 |
---|---|
画面サイズ | 13.3インチ |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7535U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
10万円弱なので、「安いノートパソコン」というよりは「ちょっと安め」くらいですが、紹介している中で最もおすすめのPCです。
CPUが非常に高性能で、メモリもちゃんと8GBあります。12~14万円のノートパソコンと同じくらいの性能です。
約957gという軽さや、美しい見た目も大学生活にピッタリです。文句なしの10点評価です。
【5万円台】Lenovo IdeaPad Slim 170 14型 (AMD)
価格 | 持ち運び | 性能A | 性能B | 評価 |
2.5/10 | 3/5 | 5/5 | 1.5/5 | 9/10 |
※性能Bは「動画編集・3Dゲーム(Apexなど)・3Dモデリング」に要求される性能
価格 | 54,980円 ※執筆時点 |
---|---|
画面サイズ | 14インチ |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7520U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB |
筆者が本気で探して見つけてきた、低価格で高性能なノートパソコンです。
CPUはRyzen 5 7520Uとメモリ8GBで、大学生活は余裕で乗り越えられる性能を持ちながらも5.5万円という、超おすすめのPCです。
ASUS Vivobook Go 14 E1404FA
価格 | 持ち運び | 性能A | 性能B | 評価 |
3.5/10 | 3/5 | 5/5 | 1.5/5 | 8/10 |
※性能Bは「動画編集・3Dゲーム(Apexなど)・3Dモデリング」に要求される性能
価格 | 74,800円 ※執筆時点 |
---|---|
画面サイズ | 14インチ |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7520U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
ASUSの高性能PCです。こちらも、価格がかなり安いですが性能は非常に高く、大学生にもおすすめです。
メモリが16GBと非常に大容量なので、画像や動画の編集にも向いています。
クリエイティブな活動にも積極的にチャレンジしたい!という大学生には特におすすめできるPCです。
Surface Laptop Go 2
価格 | 持ち運び | 性能A | 性能B | 評価 |
4/10 | 4/5 | 5/5 | 1/5 | 8/10 |
※性能Bは「動画編集・3Dゲーム(Apexなど)・3Dモデリング」に要求される性能
有名なSurfaceブランドのパソコンです。「Laptop Go 2」は、Surfaceの中では比較的手頃なモデルです。
現在の最新モデルはLaptop Go 3ですが、旧モデルのLaptop Go 2が安く売られており、こちらの方がおすすめです。
手頃なモデルではあるものの、見た目の美しさは健在です。約1.1kgという軽さもおすすめポイントです。
Core i5+メモリ8GBのモデルを選べば、性能も申し分なく、楽しく大学生活を過ごせると思います。
Surface Go 3(Pentium/8GB)
価格 | 持ち運び | 性能A | 性能B | 評価 |
3/10 | 6/5 | 4.5/5 | 1/5 | 7/10 |
本体が500g程度、カバー込みで800g程度なので、持ち運びに最適です。大学にPCを毎日持っていく方には特におすすめ。
こちらはメモリが8GBなので、処理能力は大幅に高いです。CPU性能はかなり低いですが、ギリギリセーフという印象です。
Surfaceペンを併用すれば、ノート代わりになってかなり強力ですが、Surfaceペンも結構高いのが悩みどころ。
さらに2万円ほど出せば、Core i3搭載モデルに手が届きます。
しかし、Surface Go 3では、PentiumモデルとCore i3モデルに搭載されているCPUの性能差がほとんど無いというデータがあります。
PassmarkのCPU Comparisonを確認すると、
- Pentium Gold 6500Y・・・3029
- Core i3-10100Y・・・3079
となっており、性能スコアに差がほとんど出ていません。Pentium/8GBとCore i3/8GBでは、ほとんど性能に差が無いといえます。
また、Core i3モデルはLTEに対応しているため、SIMカードを別途用意すれば、どこでもインターネット接続ができるのが利点です。
まとめ
- OS、CPU、メモリ、ディスプレイサイズ、重量の5点に気をつけよう
- 安いPCは、デザインやOfficeの有り無しなどでコストカットされている
ノートパソコンは、快適な大学生活を送れるかどうかを大きく左右する、重要なアイテムです。
とはいえ高い買い物になりますから、少しでも出費を抑えられて、快適に使えるパソコンを厳選しました!